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浄土宗の教えのよりどころとする経典は「浄土三部経」と言って、一切経の中から、『無量寿経』二巻、『観無量寿経』一巻、『阿弥陀経』一巻の三典を法然上人が選ばれたものです。
お経を声を出して読むとは、お経に説かれている教え(法)をいただくことにほかならないのですから、浄土真宗では浄土三部経以外のお経を読誦することはありません。
しかし、浄土真宗の法要・儀礼では、浄土三部経以外に、七高僧と呼ばれる浄土教の祖師たちの著作や、あるいは正信偈などの親鸞聖人の著作を読誦することがあります。それは、これらの著作がお経に準ずる重要なものとみなされているからです。しかし厳密に言うと、これらはお経ではありません。お経(経典、スートラ)といえるのは、ただ仏陀の説法を伝え記したもののみに限るのです。
浄土真宗本願寺派
日常勤行聖典には、次のように記されています。
「私たちは、宗祖親鸞聖人のお心をいただき、阿弥陀如来のご恩徳を讃え感謝する思いから、
おつとめ(勤行)をいたします。おつとめには、蓮如上人の時代から受け継がれてきた「正信偈」を唱え、「和讃」六首を繰り読みする日常勤行や、本聖典に収録された「仏説阿弥陀経」、「偈文の勤行」「意訳勤行」などの仏事勤行があります。おつとめが終われば「御文章」を拝読致します。」
浄土三部経には、
阿弥陀仏のことが集中的に説かれています。
中でも親鸞聖人は、
「それ真実の教を顕さば、 すなわち 『大無量寿経』
これなり」 (教行信証)
とおっしゃり、 真実の経
(釈尊の本心が説かれている経典) は 『大無量寿経』
ただ一つであると断言されていますから、
七千余巻の一切経の中で、 『大無量寿経』
を最も大切にいたします。
とても分かり易い現代語訳「浄土三部経」が本願寺出版社より刊行されています。
大きな本屋さんか、関東でしたら築地本願寺(事務室)にもおいてあります。1260円と廉価ですので求められたらいかがでしょうか。
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