ホームこころネットワーク少子化と年金問題

 

少子化と年金問題は、財源の点でパックにして論議されることが多いようです。いずれも近い将来に発生するさまざまな破綻要因を含んでいますので、看過できない大問題です。現在の年金問題は、その運営者の資質や金銭と仕事に対するルーズさが大きな原因となっていますので、少子化と必ずしも因果関係があるとは言えないでしょう。

しかし、一歩下がって全体を見渡しますと、この二つの問題には共通の背景があるように思います。それは、日本自体の適正規模という問題です。領土が拡大することはないわけですから、現在の土地面積、日本の有形無形の資源、文化、資本主義の成熟度合い、国民性などなどから判断して、日本の人口や所得、さらには平均寿命は適正なレベルなのでしょうか? 

この疑問を何とはなしに抱いている方も多いのではないでしょうか。少子化の論議があるときに、一部の人ですが、現在の日本は人が増えすぎているから、多少減ったほうがいいのではないか、という主旨の発言をされる方もいます。若い人が子供を多く作らないのは、経済の面もありますが、何かの力が働いて、生もうとしないのではないかとも。

この状態を御仏はどのようにご覧になられているのでしょうか。流転をしながら生成発展していくことを真理とされておられる訳ですから、その真理を信じて、今、それぞれが自分でできることを確実にやっていくようにと諭されるのでしょうか。

人間界が最上だと思っている人たちは、将来を悲観してこのままではいずれ滅亡すると危惧しますが、似たような歴史を人間は何回も味わい、何回も乗り越えてきた経緯があります。六道輪廻から考えますと人口が多くてもよし、少なくてもよし、人間界は己の非力や無知を知らしめ、こころが歴史や時間を支配してきているという事なのでしょうか。

 

 

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